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時は冷静さに戻る。
ただこの言葉だけを残して。

 

見れば見るほど

感受性は遠ざかる

否定を口にしつつ

肯定する

これが今まで私が

伝えたかった全て

私の送り続けた伝言だ

 

アルバム「★」最終曲
I can't give everything away

 

男はそのニュースを粛々と受けいれた。彼自身の芸術も危うくなり、息が途絶えそうだった。

動かない足、片足を引きづり歩く日々。

 

その暗澹な日々に、ただけ芸術だけを愛して。

その時彼に対してのSundayである娘との出会いがあった。

 

親子程年が違う出会いに2人は戸惑いながら体を重ねて行く。

 

そして、veroのスクリーンで一緒に見たBlack star

 

男は芸術の精髄を知り尽くしていた。音楽の基本概念も。

息絶える前に、いや、そう自分でしむけているのか。

 

救いはあり、恐怖はあり・・そして神に覚えられ・・すべては変わった。

 

その時男にずっとこの言葉が頭を巡る。

 

仏陀と神々は信託によって最高の真理を語る 愚か者は偽りを語り、それら全てに背を向ける 親愛なる読者よ、どうかこのことと共に道を歩み通してほしい よりよいものを望む時間はもう残されていないのだ。

 

スターダスト。

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